祖父母と父の書類、ようやく3つを提出できました。
亡くなった後の登録しかできないのだけれど、
長崎原爆死没者追悼平和記念館では、
被爆者のことを遺族が登録し、
記された情報は、一般の方も閲覧できる仕組みがあります。
今回は、6人兄妹弟の中で、自分が代表して、
存命中の叔母さんたちや毋の口から直接聴いて、それを元に、
生年月日、当時の年齢・住所を記入し、写真を添付し、書類作成をしました。
記入紙の、被爆当時の状況を書く欄は、
私は、直接本人から聴いていたことを含め、
知らなかったことを、叔母さんや母が聴いてあったことを頼りに聴き取りをして、記入しました。
記入の清書をしているとき、
「その後を、どう生きたのか。」
を遺せたらいいんだけどなぁ・・・ と強く想いました。
そして、今日、記念館へ提出する時に、受付の女性に、そのことをお伝えしました。
すると、すぐに担当者が来てくださって、
遺族の方が添付してある色んな情報は、
個人名等を特定できないような形になるけれど、
全て記録に遺すようにしています。
(永久的に)
とのことでした。
どのように生きたのか
どんな苦しみを背負って生き抜いてきたのか
そういうことを、書き遺しておくと、
いつか、子や孫や、その先の世代の子が見つけて読んだ時に
生きる力に繋がると想うのです。
それを伝えると、すごく共感してくださって、
担当者の方も、その想いを大切にされていることが伝わってきて
会話をしていて、目に涙が浮かんできて、とても温かい気持ちになりました。
長崎に帰省して、長崎の嫌いな面ばかり、気になっていたけれど、
こういうところを知って、長崎がまた好きになりました。
ありがとう。
青い空は、青いままで未来に伝えたい☆
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