久しぶりに、とても濃い空の青さだった。
3年前、非常事態宣言で外出をみんなが控えていた頃、
空がものすごく青くて、感動したことを想い出した。
みんな車に乗らなかったり、工場が稼働しないと、こんなにも空気が澄んで、空が青く見えるんだなあと、初めて目の当たりにしたあの日。
宇宙を感じる青さは、今も忘れることができない。
あの時ほどの青さではなかったけれど、それを想い出すぐらいの空の色だったから、嬉しくなって、岩屋さんと青空の写真を撮って来た。
撮影地は、父が入院して、そのまま自宅に帰ることなく、病室で亡くなってしまった病院の駐車場。
日常に埋もれてしまっていても、記憶の中には残っていること。
忘れていたことも、ふとしたことで想い出すこと。
人間の脳って不思議だなぁ
青い空は大きいけれど、広い宇宙の中では、とても小さくて、見つけることは困難だ。
肉体から離れると、この記憶は何処へゆくのだろうか・・・
0コメント