この時期になると、沖縄のあちこちでバナナの花を見かけます*
「バナナってどんな風に実るのかなぁ?」
という疑問がありましたので、近所をお散歩しながら、それぞれの成長段階を観察し、写真に収めてきました^^
とても大きなお花(苞葉)を咲かせます^0^/*
(苞葉は、初め細長く、3~4枚目からは、暗紫色の大きな花弁のように色・形とも変わります。 )
花びら(苞葉)の下に、赤ちゃんバナナがみえます^^
(それぞれの苞葉の下には、10~20個の花があり、下垂する果軸の基部付近には雌花の房(果房)が、次々とつき果房は数段続きます。)
先の薄き色の小さなお花の外側が雄花。その中心部あたりに雌花があります。
(バナナは、受粉の必要がない単為結果性であるため、果実(果指)となる雌花の子房は、開花後から受粉と関係なく肥大を始めます。)
ミツバチさんも、花の蜜が好きみたい^o^♪
雌しべは雄しべに関係なく受粉すると文献で見かけたけど、
他の草花さんたちと同様、バナナの花に集る虫さんたちも受粉に何らかの関係を持っていると想います。
果実を太らせるために、苞葉を落とします。
だんだん、バナナらしさが見えてきました^O^♪
ここまで来たら、すごい迫力ですね(^ω^)♪
バナナの花言葉にあるように「風格」があります。
苞葉1枚の下に、バナナの赤ちゃんが一列ずつ出番を待っているので、
あと何段がバナナが実りそうですね^0^♪
これは多分、2回目の開花だと思われます。
これも上段のバナナが実ったあと、また花(苞葉)が付いたのだと思われます^^;
海外から輸入されているバナナは、輸送に時間を要するために、なかり青い状態で収穫されていますが、沖縄で栽培されているものは、木で熟されているので、しっかりと甘みも旨味も乗っていて、とても美味しいです^〜^♪
(追記:日本では、害虫の侵入を防止するため、植物防疫法により、熟したバナナは輸入できません。 そのため青い(緑色)ものを収穫し、日本国内の加工業者によって追熟させて販売されています。)
バナナの花も食べられますから、産直で売ってあるのを見かけるのも、この時期です。
栄養価が高く、低カロリーなのでダイエットにも^^
鉄分・カルシウム・マグネシウム・ビタミンC, A, E などのミネラルが豊富で、貧血や癌予防、血糖値抑制作用、月経不順改善、アンチエイジングなどの効果も期待できます。
<バナナの花の食べ方>
「バナナ(banana)」は、
「banan」(アラビア語「指」の意)
「banema」(西アフリカの言語であるギニア語「複数の指」の意」)
手の指を広げたような房の形であることから、名前が付いています。
学 名:Musa acuminata
科・属:バショウ科バショウ属
原産地:東南アジア
別 名:実芭蕉(ミバショウ)
常緑多年草
バナナは、世界中に約300種類以上あります。
栽培は、パプアニューギニアが起源。
葉っぱは、材料を包んで蒸したり、お皿の代わりにもなります。
カリウム・食物繊維・ビタミンなどの栄養素が豊富に含まれています。
カリウムはむくみや高血圧などの解消、食物繊維は便通の促進やコレステロールの吸収を抑制する働きがあり、健康にも非常に良い食べ物です。
日本では、沖縄や小笠原諸島などがバナナの栽培に適しています。
沖縄に来られた際は、ぜひ食べてみて下さいね^^
あまりにも美味しかったので、ついついこんなに長い文章とたくさんの写真を投稿しちゃいました^〜^♪
最後まで読んで下さりありがとうございます*
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