雨が上がり、朝から畑に出かけると、彼岸花の蕾が凛として伸びていました。
一年のうち、昼と夜との長さが同じになる『春分の日』『秋分の日』は、
太陽が、真東から昇り、真西に沈みます。
古来から日本人は、西方に沈む太陽を礼拝し、遙か彼方の極楽浄土に思いを馳せていました。
『彼岸』の行事は、インドや中国の仏教にも無く、日本独自のもので、
日本古来の土俗的な、太陽信仰や祖霊信仰が起源だろうと推定されています。
豊作を太陽に祈願する太陽信仰の言葉「日の願い」→「日願(ひがん)」→「彼岸」として、
結びついたという考え方もあります。
もうすぐ お彼岸です。
お墓参りに行くと不思議と心が落ち着きますね。
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