稲妻

⚡️稲妻⚡️


雷(神鳴り)

 雷の語源「雷は神が鳴らすもの」という考え方は、日本だけでなく世界各地で同じです。

 昔、「雷光が稲に当たると稲が妊娠して子を宿す」と考えられていました。


 雷は「稲」にとって豊作をもたらすよき伴侶、「妻」のような存在として、 

「稲妻」と呼ばれるようになりました⚡️ 


実際、雷が多い年は豊作が多いと云われています。


現代科学の考察では、 

雷の放電によって空気中のチッ素と酸素が結びつき、

雨に溶けて地上に降り、

植物の生育に必要なチッ素と雨が、

一緒に土壌に浸み込みます。


稲は空気中のチッ素を利用することができ、

たくさんの稲穂を実らせることができる! 

という理屈です。 


自然と共に生きてきた昔の人たちは、 エビデンスなどなくても、

自然の摂理を知っていました。 


大切なことは、エビデンスではなくて、 

何代先の子孫たちを想い、自然と共に生きてゆくための知恵を受け継いでゆくことなのです。 


さて、近年は、触覚がすっかり鈍感になってしまった私たち現代人でさえ、

気候の変化を感じるようになりました。


 人類は、何処へ向かいたいのでしょうか?


 神は黙って私たちを見守っています。

〜風の紙芝居師〜たけちゃん☆ の生きもの日記♪

田んぼや畑など、身の回りで見かけた、草花や鳥さん、虫さんなど・・・ 大好きな写真撮影をして、お気に入りのショットを公開します。 (※記事のSNS等へのシェアOK。写真や詩の無許可使用はNGです。) ©️1999-2022.Takejiro Ushiroda〜Little wing〜

0コメント

  • 1000 / 1000