⚡️稲妻⚡️
雷(神鳴り)
雷の語源「雷は神が鳴らすもの」という考え方は、日本だけでなく世界各地で同じです。
昔、「雷光が稲に当たると稲が妊娠して子を宿す」と考えられていました。
雷は「稲」にとって豊作をもたらすよき伴侶、「妻」のような存在として、
「稲妻」と呼ばれるようになりました⚡️
実際、雷が多い年は豊作が多いと云われています。
現代科学の考察では、
雷の放電によって空気中のチッ素と酸素が結びつき、
雨に溶けて地上に降り、
植物の生育に必要なチッ素と雨が、
一緒に土壌に浸み込みます。
稲は空気中のチッ素を利用することができ、
たくさんの稲穂を実らせることができる!
という理屈です。
自然と共に生きてきた昔の人たちは、 エビデンスなどなくても、
自然の摂理を知っていました。
大切なことは、エビデンスではなくて、
何代先の子孫たちを想い、自然と共に生きてゆくための知恵を受け継いでゆくことなのです。
さて、近年は、触覚がすっかり鈍感になってしまった私たち現代人でさえ、
気候の変化を感じるようになりました。
人類は、何処へ向かいたいのでしょうか?
神は黙って私たちを見守っています。
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