夕方、太陽が沈んでから、西の空に明るく輝く二つの星。
木星と金星。
先月から少しずつ近づいてきていて、3月2日が最接近の日でした。
(写真の撮影時刻:19:05 / 撮影地:長崎市音無町の自宅2F)
右が金星で、左が木星です。
金星は、太陽系でいうと地球より内側を公転していて、地球とは割と近くにあります。
木星は、地球の外側を公転していて、火星よりもっと遠くにある木星がいかに大きいかを感じることが出来ます。
木星の上に3つ見えている星がありますが、ガリレオ衛星と呼ばれています。
この衛星の大きさは、地球ぐらいです。
イタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイや、ドイツのシモン・マリウスらが1610年1月に、4つの木星の衛星を発見して、
「イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト」と命名しました。
(中国の斉の天文学者・占星術師の甘徳が、紀元前364年に木星近傍の暗い星を記録してあり、これはガリレオ衛星のことでしょう。肉眼で見えていたとは凄い!)
木星から見た地球の大きさも、この衛星ぐらい・・・
宇宙に浮かぶ小さなこの地球は、
私たちの喜びも悲しみも憎しみも辛さも、
全部を抱きながら、真っ暗な宇宙に、静かに浮かんでいます🌌
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