夏野菜であるトマトの苗が、雪が2度積もってもまだ生きている。
しかも、昨日と今日で、着いていたほとんどの実を自ら落としていた。
寒いから「落ちた」のではなく、
寒さを乗り越えようとするために「落とした」のだな、ということが伝わってきた。
以前、九州から浜松に移植した、常緑樹であるアラカシの木が、冬に全ての葉っぱを落として、春に芽吹いて、それから逞しく大きく育ったことを観たことがあるからだ。
自らの一部を切り捨ててでも、生きる選択をする。
鷹が、嘴や爪を自ら折る行為のように、
生きものには、生きようとする力が在る。
長生きしたい、という欲とは違う
生きるために、生きるのだ✨
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